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ウエディング・プランナーという仕事―ブライダル業界のすべてがわかる

ウエディング・プランナーという仕事―ブライダル業界のすべてがわかる
堂上 昌幸
オータパブリケイションズ 刊
発売日 2002-12


具体的なデータや内容に納得。
ブライダル業界への入門書としておススメの一冊。プランナーとは、お客様の感動の1日をプロデュースする良きサポーターであることはもちろんだけど、企業のセールスとして、いかに収益をあげるかということも重要な役割であるという事にも触れてあります。現場でご活躍中のプランナーさんのお話や業界の現況から今後の将来性についても実例を挙げて幅広く詳しくカバーされており、とてもしっかりした内容です。

ホテルや専門式場がいつまでも笑っていられない事もデータとしてみるとあらためて実感します。感動に溢れ、やりがいの多い仕事ですが、映画やドラマで憧れる華々しい印象の裏側は、なかなかにシビアです。


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【ウエデイングドレスの歴史】

ウエデイングドレスの起源はローマ帝国の時代にさかのぼります。
ヨーロッパにキリスト教が普及すると結婚式は教会で行なわれる
ようになり、その際に王族や、貴族の花嫁が婚姻儀礼用に着用
した衣装がウェディングドレスの始まりになりました。

中世では宗教上の儀式服(黒のドレスと白のベール)が使用されて
いましたが、18世紀後半頃には花嫁の純潔の象徴として白色を基調
とするようになったのです。

昔から世界の諸民族や諸文化には独自の結婚装束があったのですが、
西洋文化が世界に広がっていくことにより、ウェディングドレスが広く普及
していきました。 このため、元々あった各地の従来の衣装を圧倒している
例もかなり見受けられます。

1873年、日本では長崎で磯部於平(いそべ おへい)という女性が中国人
と結婚する際に初めてウェディングドレスを着用しました。 2年後に森有礼も
西洋式の結婚式を行ないましたたが、当時の日本にはウェディングドレスは
なく、国外から購入したものでした。

その後も洋式の結婚式はごく一部の著名人に限られ、普及には至りません
でした。第二次世界大戦後もアメリカ文化の流入で一般にも知られるように
なったのですが、洋装での挙式を受け入れる体制が整っていなかったので、
1960年当時になっても、ウェディングドレスの利用者は全体の3パーセント程度
におさまっていました。 しかし、その後服装をはじめとする生活様式の洋風化、
また和装の花嫁衣装に比べて廉価で着用も容易であるなどの利点がある上に
桂由美らにより供給側の充実も図られたのが隆盛のきっかけとなり、60年代
後半から80年代にかけて急速に普及し、花嫁衣装の主流を占めるに至りました。